お葬式の豆知識
ご葬儀の際に役に立つ豆知識を掲載させていただきます。
「葬儀」、「法要」、そして「相続・遺産整理」の3つのテーマ別にお届けしますので、お役立ていただけましたら幸いです。
葬儀について
お悔やみをLINEで送ってもOK?
結論から言うと相手によります。お悔やみの本質は故人を偲ぶことにあるので、普段使っているLINEによるお悔やみも失礼にはあたりません。ただし、相手が目上の人だった場合など、昔ながらのやり方(電話など)にこだわる人もいるので、相手に応じた判断が必要になります。
香典はいつ渡す?
葬儀に参列する場合の香典を渡すタイミングは、お通夜か告別式のいずれかになります。2回とも渡すのは、不幸が続く事態をイメージさせてしまうので、マナー違反になります。両方参列する場合は、告別式で渡します。参列しない場合は、現金書留を使った郵送が一般的です。
法要のこと
四十九日って何?
四十九日とは故人が極楽浄土に行けるか否かの判決が下される日。七日ごとに生前の行いに対する審判がなされ、四十九日に最終審判が下されると考えられています。遺族にとっても極めて大事な日とされ、この日をもって、喪に服す期間が終わり「忌明け」となります。
香典返しは何がいいの?
四十九日が過ぎると「忌明け」となり、忌明けのお礼(香典返し)をします。忌明けの法要後1ヶ月以内を目処に送るのが一般的で、後に残らない、使ってなくなる消耗品を送ることがマナーとされています。お菓子や調味料、石鹸、お茶、コーヒーなどが代表的です。
相続・遺品整理
まずやるべき相続手続き
親が亡くなった場合、まずやるべき相続手続きが3つあります。「相続する財産を調べること」「相続人を調べること」「遺言書の有無を確認すること」の3つです。どの1つが抜けていても後に大きなトラブルに発展してしまう可能性があるので、間違いなく行いましょう。
遺品整理を行う時期は?
遺産相続の対象になるものを除いた、故人の思い出の品々を処分したり、譲渡したりする作業が遺品整理です。これを行う時期については明確なルールはありません。ただし、1人で行ってしまうとトラブルになりかねないので、親族が集まるタイミングで行うことが一般的です。